2月28日、宇宙飛行士選抜試験に米田あゆさん(28)と諏訪理さん(46)が選ばれたことがわかりました。
米田あゆさんは3人目の女性宇宙飛行士で日本人最年少宇宙飛行士となります。
米田あゆさんはどんな人物なのかご両親や経歴など調査していきます。
米田あゆの両親も偉大で父は建築家
米田あゆさんの経歴は報道されているだけでも華麗です。どのような両親のもとに育てられたのでしょうか。
宇宙飛行士候補者の米田あゆさんは記者から「家族構成、パートナーの有無」を尋ねられましたが、
「プライベートなことなので回答は差し控える」と答えました。
おそらくこれからもご両親やご家族については言及されないのではないかと考えられます。
米田あゆさんが東大に入られてからアンケートに答えた文献があったのでそちらを参考に家族についてまとめてみました。
家族構成は公表されていませんが、文献から「親の職業は建築家」であることがわかりました。おそらく父親だと思われます。
米田あゆさんが宇宙飛行士の募集に挑戦しようと思ったきっかけは父親が関係していました。
「小さいころにまずは父からもらった宇宙飛行士の向井千秋さんの伝記をもらったのが、まずきっかけでした。その伝記を読んでですね、漫画だったんですけど、描写の中で宇宙から地球を眺めて感動してらっしゃる向井千秋さんの姿が描かれていて、それにすごく感銘を受けて、そこが宇宙飛行士という職業を知るきっかけとなってそこから宇宙への思いが出てきたというところですね。今回、募集が発表された時に、私でも応募資格があるんだと気づいた時にこれは挑戦しない選択肢は自分の中にないなと、幼少期の夢が一気に湧き上がってきたというところです。」(米田あゆ)
米田さんが宇宙飛行士の募集に応募したのはお父さんがくれた本がきっかけということですが、米田あゆさんの父親はどんな方なのでしょうか。
米田あゆさんのお父さんは建築家ということですからやはりスケールの大きい方なのでしょう。
グーグル検索で「米田 建築家」と調べると先頭に出てきたのが「米田明」さんです。
建築家の米田明さんと宇宙飛行士米田あゆさんが親子なのかどうかは現在わかっていません。
米田あゆの両親も偉大で母はサポート役
米田あゆさんは10歳の頃から塾に行っていたと言います。
学歴にある神戸女学院出身であることから、中学受験を視野に勉強を頑張っていたのでしょう。
中学受験は親のサポートが欠かせません。生活習慣やスケジュールの管理、食事などのサポートやメンタル面でも頼りのなるのは母親の存在です。
ゼネラルリサーチ㈱が2022年8月に偏差値60以上の中学校に通うお子さんを持つ保護者150人に対して行ったアンケートによりますと
母親の回答で多かったのが、「送り迎えなど日常生活のサポートをしたこと」「気分転換に遊びに連れていったこと」「勉強を頑張っている時に褒めてあげたこと」「美味しくて栄養のある食事を作ったこと」などより、母親は精神面のサポートが多いように思われます。
とのことでした。
米田あゆさんがチャレンジ精神旺盛でいろいろなことに取り組んでこられたのも、お母様はじめ家族のサポートがあったからに違いありません。
米田あゆは祖母に影響されていた
米田あゆさんは「大きな影響を受けた人は?」と聞かれ「祖母」と答えています。
「祖母ののんびりした所」に影響を受けたと言います。
後述しますが米田さんは28歳にして、おどろくほどの経歴の持ち主です。
計り知れない能力の根底にはのんびり構えるおばあさまが影響しているのでしょうか。
米田さんが取材に答える姿は明るく落ち着いていて、芯が通っており、どんど構えるスケールの大きさを感じます。
ゆっくり着実に歩まれてきたことが想像できます。
米田あゆさんの家族について調べた所わかったことは以下のとおりです。
米田あゆさんの母親や、兄弟などについて分かり次第追記していきます。
米田あゆの学歴・経歴
宇宙飛行士候補者の米田あゆさんについてのプロフィールや学歴、経歴をまとめます。
プロフィール
東大合格した時(18歳)にアンケートに答えた物が文献として残っており、そこから抜粋させていただきいました。
「今後の人生において最も必要なものはなんだとおもいますか?」の質問に米田あゆさんは「感謝の気持ちを忘れないこと」と答えていました。
また「東大理Ⅲの受験で最も大切なのは?」の質問に対しては「自分を信じること」と答えています。
出身中学高校「神戸女学院中学部・高等学部」
米田あゆさんの出身校は兵庫県西宮市にある神戸女学院です。関西では京都女子、四天王寺と並ぶ女子御三家と言われる名門お嬢様学校です。
神戸女学院のホームページを見ると「自由な校風」という言葉が目に付きました。
自らの果たすべき責任を充分に果たす人間になるという意味での「自由」を大切にしているとありました。
自由な校風なため、細かい校則がないとのことです。創立以来制服はなく、「生徒主体」の校風が守られているとか。
米田あゆさんは28歳とは思えない華麗な経歴ですが、「自分ができること、すべきことに向かって、自ら切り開いていく力を身につける」という神戸女学院での6年間のすばらしい学生生活が大いに影響しているのでしょう。
出身大学「東京大学医学部」
米田あゆさんは神戸女学院を卒業し、東京大学へ進学されました。
東大は一般大学のように学部での募集はなく、文科一類、理科三類など類ごとの募集です。
米田あゆさんは東京大学理科三類へ進学されました。主に医学部に進学するところで、卒業後はほとんどの人が臨床研修医となり、将来的には医者になります。
東大のアンケートで好きなところは「教養学部(1,2年)で様々な分野が学べる所」とし、「朝の通学電車の混み具合を変えたい」と満員電車が嫌だというところをみると普通の女の子という感じがします。
また、米田あゆさんは東大医学部医学科6年の時に、米国日本人医師会と日本学術振興会が主催するJMSA NY Life Science Forum2018に参加し、学生部門優秀賞にあたる『Future Scientist Award』を受賞しました。
米田あゆさんは医学界においてもリーダーとして期待されている方でした。
そして、米田あゆさんは東京大学運動会ヨット部にも所属していました。
【LB米田あゆさんが宇宙飛行士選抜試験に合格!】
日頃からお世話になっております。
表題の通り、本ヨット部LBの米田あゆさん (H29年卒) がJAXAの宇宙飛行士選抜試験に合格し、宇宙飛行士候補になられましたのでご報告させていただきます。
部員一同、医師でありながらもチャレンジを続け、夢を追いかける米田さんのご活躍を大変嬉しく思います。
部内有数の女子プレイヤーでスナイプスキッパー。昨年1年の大南・水石を全日本女子インカレに導いた頼れる女子の最上級生。優しい雰囲気と京都弁で人気を博し、部内外に多くのファンがいる。部のホームページの被検索ワードでは彼女の名前が常に一位であるほどだ。天然なようにも見えるが普通に医学部で英語とドイツ語を自由自在に操るインテリ天才少女である。ヨット部に女子を増やすべく今年の新歓も全力で行うだろう。
経歴「虎の門病院消化器外科専攻医」
米田あゆさんは「人の役に立ちたい」と医者になりたいと思い始めたのは高1の頃だったと言います。
困っている人たちを自分の力で救うことができたら、それは素晴らしいことだと考えたんです。
(米田あゆ)
米田あゆさんは現在、日本赤十字医療センター所属、虎の門病院の勤務外科医として働いています。
まとめ
米田あゆさんのチャレンジ精神を忘れない、底しれないパワーを感じるプロフィールや学歴、経歴をみると宇宙飛行士選抜試験に合格した理由がわかります。
日本での選抜は2009年以来14年ぶり、そして日本人初の月面探査の可能性があるということなので今後も米田あゆさんに注目していきたいと思います。
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