ドラえもんコミック3巻より「ミチビキエンゼル」のお話から学んだこと。
それは、「自分のことは自分で決める。」ということです。
この記事でわかること
- ドラえもんのひみつ道具「ミチビキエンゼル」概要
- ドラえもん「ミチビキエンゼル」(コミックス第3巻)あらすじ
- ドラえもん「ミチビキエンゼル」が私たちに教えてくれたこと
Contents
ドラえもんのひみつ道具「ミチビキエンゼル」概要
「ミチビキエンゼル」とはこの人形を指にはめた人が、その人のためになる答えをおしえてくれるという指人形のひみつ道具です。
ただし、一度はめると自分では取ることができません。
(初出:ドラえもんコミックス第3巻)
ドラえもんコミックス第3巻「ミチビキエンゼル」(あらすじ)
風邪をひいてしまったドラえもんが、のび太から電話で呼び出されます。
のび太の重大問題とは
のび太が「重大問題に悩んでいる」とドラえもんに電話をかけてきました。
「重大問題?!」と聞いたドラえもんは具合が悪いのにも関わらず、のび太のもとへかけつけます。
のび太は、明日テストだから勉強するために家に帰るか、しずかちゃんと遊ぶかどっちにしようか迷っていました。
ドラえもんは、そんなことにはつきあってられないとあきれながらポケットからひみつの道具を出しました。
ミチビキエンゼルの登場
ドラえもんがポケットから出したのは「ミチビキエンゼル」という人形です。
のび太がミチビキエンゼルに相談すると、のび太のためになる答えを出してくれるというのです。
さっそく、のび太はどちらの道へ行けばいいかミチビキエンゼルに聞いてみました。
『勉強は夜できるが、しずかちゃんと遊べるのは今だけだから右へ』
と、こんな具合に、全てミチビキエンゼルが決めていきます。

他人に指図されるむずがゆさ
段々と、のび太はいらいらしてきます。
ミチビキエンゼルが自分の気持ちとは違うことを指示してくるからです。
例えばしずかちゃんとゲームをしている時にも指図してきます。
のび太はゲームくらい自分の考えでやりたいと思っています。

何かおかしいと気づくのび太
そしてだんだんと「これはおかしい」とのび太が気づく出来事が出てきます。
しずかちゃんのママが「お夕食をとっていきなさいよ。」と親切に言ってくれました。
でも「アカンベエしなさい」とミチビキエンゼルが言うのでアカンベエしたら、しずかちゃんが怒ってしまいました。
また、ドラえもんが身体のネジを1本どこかへなくしてしまい、倒れてしまいます。
ネジを探しに行こうとするのび太をミチビキエンゼルは止めようとしました。
ミチビキエンゼルは「いまは勉強が大事」と言ったのです。

自分のことは自分で決めるよ
ミチビキエンゼルは「君のためにいうのです。」と、言いました。
ドラえもんを助けることよりも勉強を優先するのがのび太のためだよと。
のび太はそれは違うと思ったのか、「自分のことは自分で決めるよ。」とドラえもんのなくしたネジを探しに出かけました。
今はドラえもんの方が大事だと、自分で決断したのです。

ドラえもん「ミチビキエンゼル」が私たちに教えてくれたこと
人生は選択の連続
人生は選択の連続です。
毎日の日常生活の中でも、たくさんの選択があります。
そして、進学や就職、結婚など、大きなイベントで選択する場面もたくさん出てきます。
迷うことはあたりまえ
選択する時に迷うことはあたりまえです。
そんな時は周りの人の意見を聞いたりするのも一つの案でしょう。
いろいろな選択肢の中で、困難な道に進むことも一つの作戦です。
また、できることは全部やってみるのも良いかもしれません。
後悔をしないために
自分のことは自分で決めないとどうなるでしょう。
周りの人がこう言うから、だいたいみんなこうしているからと、自分が納得できないまま行動して、思うような結果にならなかったら、人のせいにしてしまいませんか。
そして、自分の意思を通さなかったことに対して、後悔してしまうでしょう。
どんな決断も、最終的に自分で決めるようにすれば、たとえ良くない結果になったとしても受け入れられるのではないでしょうか。
自分のことは自分で決めるということ
自分の人生は自分が主役です。
自分で決めて進んだ人生なら、選んだことを受け入れることです。
たとえ失敗に終わろうが、成功しようが結果はどうであれ、長い人生の中では尊い経験になることは間違えないからです。
ドラえもんの「ミチビキエンゼル」は「自分のことは自分で決める」ということを再確認させてくれました。
