川崎幼稚園園児置き去り事件

川崎幼稚園増田立義園長「ダブルチェックと職員共有を怠ったのが原因」

川崎幼稚園園児置き去り事件

 

牧之原市の川崎幼稚園(増田立義理事長兼園長)で送迎バスに河本千奈ちゃんが置き去りにされ熱中症でなくなった事件。昨年出た厚労省・文科省の通達を全く生かしていなかったことがわかります。ダブルチェック、情報を職員で共有していれば起きなかった事件。悲しい事件が今後起こらないことを願わずにはいられません。

増田立義の顔画像「老害が生んだ悲劇の事故」川崎幼稚園(牧之原)

川崎幼稚園園長増田立義「人当たりがよい熱心な園長」

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家宅捜査に立ち会う増田立義

事件の翌日、増田立義園長の家と川崎保育園を家宅捜査する際に立ち会う増田立義です。

昭和24年生まれ
昭和43年 榛原高校卒
昭和47年 専修大学経営学部卒
平成年 浪速短期大学通信教育学部保育科卒(現在は大阪芸術大学短期大学部)

50歳になり、保育士目指して大学進学とは、勉強熱心です。幼稚園を運営していく気持ちが高いことがわかります。

 

川崎幼稚園のホームページにあった「園長あいさつ」には印象的な言葉があります

子どもひとりひとりがふれあいを大切にしながら、親の愛情を知り自分を大切にする生き方ができる人に育つことを信じ、日々の保育にあたっています。

高校生の時川崎幼稚園に何日か園児と触れ合うっていう学校の行事で行ったことあるけど 園長先生も先生方も人当たりが良かったからこんな事が起こったことが凄く残念
川崎幼稚園の増田立義園長が人当たりが良かったという好印象な意見です。

川崎幼稚園増田立義園長「ダブルチェックと職員共有を怠ったのが原因」

2022年9月5日、静岡県にある学校法人榛原学園の川崎幼稚園にて3歳の河本千奈ちゃんが送迎バスに置き去りにされたことによって熱中症で死亡するという悲しい事件がありました。

当日の最高気温は29.5度、湿度70%という「暑い」というより「蒸し風呂状態で苦しい」空間の中、たったひとりどんな気持ちであっただろうと考えただけで胸が詰まります。小さい子供を持つ親にとってはひとごとではない許せない事件です。

過去にもあった置き去りによる熱中症での死亡事件。2007年では福岡県北九州市で起きた送迎車内に3時間置き去りになった2歳の男の子が死亡。そして2021年福岡県中間市でおきた5歳の男の子が9時間置き去りにされ、死亡した事件。捜査で人数確認を怠るなど園のずさんな安全確認が明らかになりました。

前の事件衝撃的だったから、あれを機にもっと徹底されてるのかと思った

痛ましい事件が起こったことで文科省や厚労省などは2021年(令和3年)8月25日に「事務連絡」として各幼稚園や保育園、自治体などに通達を出しています。

厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室など厚生労働省・文部科学省・内閣府子供子育て本部などから各都道府県、市町村の自治体や保育園、幼稚園などにあてた通達です。

大事なことを確認してみます。
・子どもの欠席連絡などの出欠状況は保護者への速やかな確認と職員間での情報共有を徹底すること
・登園時やさんぽなどの園外での活動の前後と場面の切り替わりのときにも子どもの人数確認をして、さらにダブルチェック体制などを徹底すること
・送迎バスを運行するときは、運転手のほかに子どもの対応ができる職員の同乗を求める
・送迎バスを運行するときは、子どもの乗車時と降車時に座席や人数の確認を実施し、その内容を職員間で共有すること
川崎幼稚園(牧之原)の送迎バスに乗っていた職員の話は次のとおりです。
送迎バスに子どもが乗ったときには人数を確認したが、降りるときには確認しなかった

全く通達を意識していません。さらにこれを見逃した場合でもそのあとの職員間で情報を共有していれば、河本千奈ちゃんは死なずに済みました。

この通達で大事なのはダブルチェックということと、職員間での情報共有です。人間には間違えがあります。この通達は2021年の何もわるくない健気なこどもが大人の不注意によって熱い中、苦しんで亡くなっていった痛ましい事件を二度と起こさないための通達なんです。

川崎幼稚園は通達をただの紙切れと思ったのでしょうか。目を通して終わりでしょうか。サラッと職員に話しておわり。そんな対応だったのかと思わずにはいられません。ずさんな安全管理と言われても仕方ないのです。

この通達があるということは具体的な対策、方法を全職員と共有し、全職員が実行しなければ意味がありません。具体的にどう動いていたのか、対策はしていたのか、今後の捜査で明らかになるはずです。

隠蔽するような園です。他に問題がないか特別監査に入り、きちんと調べてほしい。この日、運転手が休みで急遽園長が、運行したとのことですが、送迎バスマニュアル、出欠確認はどうなっていたのか。

事件当日、本来ならば運転手がいて、たまたま園長が運転をしたということですが、誰が送迎バスを運転していようが、二人が乗車をしている意味、通達が全職員に浸透しているかという安全教育が出来ていなかったということは川崎幼稚園の落ち度以外の何ものでもありません。

厚生省も文科省も、この程度の通達では酷い事故はなくならないです。もっと違う対策を求めたいです。

河本千奈ちゃん「当日の行動予定でわかる助かった命」

60年余りの歴史のある幼稚園、学校法人榛原学園の川崎幼稚園は2022年5月時点で158人が在園していました。理事長は増田立義。園長も兼任で事件当日は運転手もしていました。

73歳の増田立義園長がバスを運転、補助員の70代の派遣職員が同乗し、園児を迎えに行きました。当日の行動を振り返ってみていきます。

  • 8時半頃 河本千奈ちゃんを含む6人が送迎バスに乗る(乗車時、人数を確認した)
  • 8時50分頃 送迎バスが川崎幼稚園に到着(降車時、人数を確認しなかった)
  • 14時10分頃 送迎バスの準備でバス内にいた河本千奈ちゃんを発見

およそ5時間にわたってバスの中に取り残されました。降車時人数を確認しなかったという補助職員、その後運転手であった園長も人数を確認しませんでした。(ダブルチェック怠る)

その後、園に移動し、どういう行動予定だったのでしょう。

川崎幼稚園のホームページに載っていた一日のスケジュールです。3歳、4歳、5歳児と多少のカリキュラムの違いはあると思いますが、おおまかな流れ見るために引用させていただきます。

来たかどうか(出席)がわからなきゃ、預かっている間にいるかどうか(在席)も分からない。どうして「幼稚園」を名乗って、出欠をとらないの?どういうことなの?70代の園長と職員が子どもがバスを降りるの確認を怠った問題じゃないよ。
やはりバスの問題だけじゃないという声がありました。

まず幼稚園舎に移動し、担任の先生によるあいさつ、出欠の確認があると思います。

「〇〇ちゃん!」と呼ばれ、「はい!」と元気に返事をする

管理人の子どもの参観に行った時にはあった光景です。コロナ禍で多少は違った対応になっていると推測できますが、健康チェックと同時にいるかいないかは確認して当たり前なことだと思うのですが、ここでの河本千奈ちゃんの確認がなかったということです。

その後、自由遊びや片付けなど一通りのカリキュラムがおわり、給食の時間です。川崎幼稚園ではお昼はお弁当ではなく給食のようでした。ということは数を把握するはずです。(コロナ禍で一時給食がなかったかもしれません)

帰りのバスの時間になる前に、いろんなシチュエーションで園児を確認することはあたりまえのことです。人数だけでなく、顔を見て様子を伺ったり、休むという連絡のなかった河本千奈ちゃんになぜ気づかなかったのか、不思議です。

送迎バスだけの問題ではなく、日頃の園児の安全管理・危機管理にもっと対策をしていたなら河本千奈ちゃんは助かったはずです。

増田立義の顔画像「老害が生んだ悲劇の事故」川崎幼稚園(牧之原)

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