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ドラえもん「かぐやロボット」のび太が育てた、かわいい「かぐや姫」

2021年7月7日

かぐやロボットアイキャッチ

ドラえもんのひみつ道具「かぐやロボット」は、カプセルを竹に埋め込むと、人間そっくりのロボットになる道具です。

ほぼ人間なので、無責任に育てては大問題になる恐れがあります。

のび太が単なる好奇心から作ってしまった「かぐやロボット」

ドラえもんからは無責任だと言われ、のび太が事の重大さに気づくお話です。

ドラえもん「かぐやロボット」(コミックス第37巻)のあらすじとともに詳細をお伝えします。

この記事でわかること

  • ドラえもんのひみつ道具「かぐやロボット」概要
  • ドラえもん「かぐやロボット」(コミックス第37巻)あらすじ
  • 竹取物語をモチーフにしたもうひとつの「かぐや姫」の紹介




ドラえもんのひみつ道具「かぐやロボット」概要

かぐやロボットの作り方

  • 本品は人工細胞の増殖により、人間そっくりのロボットになります。
  • 竹の幹にカプセルを埋めると、一日で体が完成します。
  • 竹から取り出すと、人間並みの大きさになり可愛い女の子に育ちます。

責任を持って育てましょう。

かぐやロボットカプセル コミックス第37巻より引用

 

ドラえもん「かぐやロボット」(コミックス第37巻)あらすじ

二十二世紀デパートから品物が届きました。

頼んでないのに、誤配送のようです。

ドラえもんは後で送り返すことにしました。

「かぐやロボット」とは

何が届いたかと言うと「かぐやロボット」です。

これは子どものいない老夫婦が、寂しさを紛らわすために使うと言います。

ドラえもんの様子から、あまり軽はずみに作ってはいけないもののようです。

のび太が勝手に作る

のび太はかわいい女の子ができると知り、さっそく作ることにしました。

作り方の説明書には『竹やぶにカプセルを埋め込む』とあります。

のび太は、学校の裏山に竹やぶがあったことを思い出し、出かけました。

竹の中にカプセルを埋め込み一晩待つことにしました。

のび太はドラえもんに、「かぐやロボット」はデパートが引き取りに来たとウソをつきます。

「かぐやロボット」の誕生

かぐや誕生 コミックス第37巻より引用

翌日、のび太は学校の裏山に様子を見に行きました。

すると、光った竹があったので、家に持ち帰りました。

竹の節を開けると、中から小さい女の子が出てきました。

すくすく育つ「かぐやロボット」

かぐや成長 コミックス第37巻より引用

作り方の説明書通り、竹からでてきた「かぐやロボット」はみるみる大きくなりました。

おやつをあげれば食べるし、どう見ても人間の女の子のようです。

のび太は「かぐやロボット」にいろいろ教えてあげました。

  • ママは凶暴な生物だから見つからないように気をつけなさい。
  • 外を歩くときは車や犬に気をつけなさい。
  • 変なおじさんに気をつけなさい。

あやしいおじさん

のび太と一緒に歩いていた「かぐやロボット」におじさんが近づいてきました。

おじさんは「かぐやロボット」を見たとたん、ビックリしたように色々な質問をしてきました。

「なまえは?おうちどこ?お父さんやお母さんは?」

のび太は「ぼくのロボットだから」とおじさんに告げ、帰っていきました。

無責任なのび太

「かぐやロボット」を作ったことを知ったドラえもんはのび太を怒りました。

軽はずみで作って、この先どうするんだと。

「もちろん大事に育てる」というのび太に対し、ドラえもんはさらに語気を強めます。

「ママに隠れて、押し入れに閉じ込めて、ご飯はどうするんだ?」

ちょこみ
これは大問題だね。無責任と言われてもしかたないよ、のび太くん

事の重大さに気づいたのび太は、何かいい考えはないかと模索します。

「かぐやロボット」にお迎えが(ここがオチ)

のび太とドラえもんがどうしたらいいか、考えているときに、家の前に高級車が止まりました。

訪ねてきたのは、昼間会ったあやしいおじさんでした。

「月形」と名乗るそのおじさんは言います。

「かぐやさんを見た時、15年前になくした娘が生き返ったと思った。」

ココがオチ

ロボットでも構わないので大事に育てるから、うちの養女になってほしい。

やっぱり«月»からお迎えがきたのでした。

ちょこみ
ああ、良かった。かぐやさん、しあわせになるといいね。




竹取物語をモチーフにした「かぐや姫」の紹介

ドラえもん「かぐやロボット」は竹取物語という原作をモチーフにしたお話です。

原作である竹取物語をモチーフにした映画はほかにもあります。

また、原作には隠れたリアルな話があったとされています。

原作「竹取物語」の怖い話

竹取物語の由来にはいろいろな説があります。

その中でもリアルな話をご紹介します。

「かぐや姫」は渡来人の娘

時代は奈良時代、場所は現在の奈良県です。

竹取の翁と呼ばれている「讃岐造(さぬきのみやつこ)」はカゴや竿などの竹細工職人でした。

古代、日本に渡ってきた渡来人の集団を「造」と呼んでいたそうです。

ですので、竹取の翁は渡来人のリーダー的存在と考えられます。

この時代、農業や漁業をする人がほとんどの中、竹細工職人はハイテクの仕事でした。

かぐや姫を見つけたあと、竹から黄金が次々と出てきたという話は、「竹細工の仕事で莫大な収益をあげていた」という、たとえと言われています。

かぐや姫の「かぐ」という言葉は火を意味するそうで、渡来人の中には製鉄や鍛冶の技術を持った人もいたので、「かぐ」という言葉も渡来人を暗示していると考えられます。

ハイテクの仕事をしている渡来人の集落に生まれた絶世の美女。

それが「かぐや姫の真実の姿」のようです。

月からの使者は東国の武装集団

日本にきた渡来人の集団に「かぐや姫」という美しい女性がいました。

当時、壬申の乱で権力を得た男たちが、美しい「かぐや姫」にプロポーズするものの、振り向いてもらえずにいました。

その頃、東の国の武装勢力が竹細工などのハイテクな技術を盗もうと、日本に侵攻します。

帝(文武天皇)は2000人の兵士で武装し、かぐや姫一族の護衛にあたったが東の武装勢力に完敗。

その高度な技術と一緒にかぐや姫集団が拉致されてしまったというのです。

美しい昔話は政治的な時代背景を隠すもの

この敗戦、拉致という事実を隠すために考えられたのが、月からの使者がかぐや姫を連れて帰ったという作り話。

この作り話で真相をうやむやにしたということです。

竹取物語は美しい昔話と、親しまれていますが、

政治的背景が影をひそめる真実がうらに隠された本当の話のようです。

映画「かぐや姫」(1935年)

映画「かぐや姫」は「ウルトラマン」の生みの親である故円谷英二氏が撮影した映画です。

7月7日は特撮の神様と知られる円谷氏の誕生日で、2021年は生誕120年を迎えます。

「かぐや姫」は円谷氏の初期作品でフィルムが長いこと失われ、幻の映画となっていました。

海外向けの短縮版がイギリスで発見され、日本への里帰りが実現しました。

『生誕120年円谷英二展』が開催されます。

日時:2021年8月17日から11月23日。

場所:国立映画アーカイブ

9月4日、5日は「かぐや姫」の上映会も開催されます。

映画「かぐや姫の物語」(2013年)

映画「かぐや姫の物語」もまた「竹取物語」を原作としたスタジオジブリ制作のアニメ映画です。

監督は高畑勲。2013年11月23日に公開されました。

キャッチコピーは「姫の犯した罪と罰」

高評価と低評価に分かれる映画です。

かぐや姫は絶世の美女など、きれいな女の人というイメージですが、この映画では覆されたような気がするのは私だけでしょうか。

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