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ドラえもん

ジャイアンの「お前のものは俺のもの」という言葉の真意が末恐ろしすぎる

2021年5月12日

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ジャイアンは乱暴ではあるけれど、妹思いで純朴な少年だと思われています。

でも、ジャイアンの有名な言葉「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」を精査すると、実はしたたかで末恐ろしい一面が見えてきます。

この記事ではジャイアンの「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」の言葉の裏側にある末恐ろしさについてお伝えします。




ジャイアンは「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」を2回言った

最初にこの暴言が出てきたのは原作まんがです。

昭和57年(1982年)「小学四年生」9月号『横取りジャイアンをこらしめよう』での場面。

そして2回目は平成23年(2011年)3月25日にテレビ放映された『のび太のハチャメチャ入学式』です。

昭和57年(1982年)「小学四年生」掲載『横取りジャイアンをこらしめよう』

この時にジャイアンがはなった「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」という言葉。

これは典型的なガキ大将で、独占欲が強い乱暴な性格をあらわす言葉でしかありませんでした。

平成23年(2011年)テレビ放送『のび太のハチャメチャ入学式』

これは原作漫画にはないテレビアニメのオリジナルです。

ここでは小学5年生のジャイアンが「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」と原作まんがと同じようにいう場面。

ここまではなんら不思議なことはありません。

末恐ろしさが露呈する場面が出てくるのはその後。

そこから小学1年生の入学式を回想する場面に移った時です。

この場面では小学1年生のジャイアンがのび太を助け「のび太の痛みは俺の痛み」というような美談の話でこの暴言を使っているのです。

ジャイアニズム

ジャイアンの「お前のものは俺のもの、俺のもの俺のもの」という言葉からジャイアニズムという思想が現れました。

ここではジャイアニズムとはどういうものなのか、お伝えします。

ジャイアニズムとは

自らの所有物については当然に自分の所有権を主張しつつ、他者の所有物に対してさえも全く法的な根拠なしにその他者の所有権を否定し、所有権が自分に属することを暴力的に主張するという、極端に利己主義、独占主義的な思想を指す。

引用元:ウィキペディア

まずは親切なジャイアン

ジャイアンは困った人を助け、頼もしいところがあります。

小学校の入学式の日、のび太はランドセルをなくしてしまいます。

ジャイアンはまるで自分がなくしてしまったかのように探し、泥だらけになりながら手に入れ、憔悴しきったのび太の前に差し出すのです。

お前のものは俺ものもの、俺のものも俺のもの」は単に独占欲が強く自分勝手のようなセリフです。

しかし相手が困っていることに対してもその問題さえも一緒に抱え込むよ!俺のものだよ!という深い意味があるのだなと思いました。

ここまでは。

実は末恐ろしいジャイアン

ジャイアンは実は末恐ろしい部分があるのです。

末恐ろしいとはなぜかというと、人をいい気持ちにさせながら、実は自分の支配下におこうという魂胆が見えるからです。

さらに、話は続きます。

小学1年生の醍醐味といえばランドセルを背負うこと。

そのランドセルをジャイアンが見つけてくれた。

のび太はジャイアンが救世主に見えたに違いありません。

それを見たジャイアンは、「しめしめ、これでのび太も俺の物、俺の支配下における。」と考えたのでしょうか。

のび太に「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」と約束させるのです。

あなたはそこまでするのですね?ジャイアン。

末恐ろしい。

ジャイアンの猛言

ジャイアニズムとは、簡単にいうと、強者は弱者よりも強いということ。

独占欲が強く自己中心的な考えを持っている人に使われます。

ジャイアンが発した「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」は原作まんがでは1回しか発言されていません。

上記の「横取りジャイアンをこらしめよう」だけです。

意外ですね。

もう一つ似たような発言では『タイムコピー』という回で「スネ夫の物は俺のもの、俺のものも俺のもの」と言ってます。

それ以外にもジャイアニズムといういわれる猛言を以下に集めてみました。


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「今からお前は、俺の親友だ!心の友だ!」

「いつかえさなかった?!永久にかりておくだけだぞ。」

「ほしいものは手に入れるのがおれのやりかたさ。」

「正しいのはいつもおれだ。」

「友達に助けをもとめられて、知らん顔をしていられるか!!」

「妹を泣かせる男がいたら、俺が殺してやる!!」

「ことわったらぶん殴る。」

引用元:ドラえもん ジャイアン猛言トランプ

昭和57年(1982年)「小学四年生」掲載『横取りジャイアンをこらしめよう』概要

昭和57年(1982年)「小学四年生」9月号に掲載された『横取りジャイアンをこらしめよう』のエピソードの概要を以下にお伝えします。

いつもジャイアンにおもちゃやまんがを横取りされるのび太。

同じ悩みを持つスネ夫と協力しあい、ジャイアンにギャフンといわせるお話です。

ガキ大将のジャイアン

のび太はジャイアンに貸していたまんがを返して欲しいと訴えます。

そこで出たジャイアンの言葉。

「俺たち友達だよな!仲間だろ?お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの・・・な?」とスネ夫に同調を求めるジャイアン。

ジャイアンは「二度と生意気言えないようにしてやる〜!」とのび太を追いかけます。

ジャイアンをこらしめる

スネ夫ものび太と同じように、自分の物を横取りされ、困っていました。

そこで2人はドラえもんの道具「位置固定スプレー」を使って、ジャイアンをこらしめることを思いつきます。

このスプレーを吹きかけると物が自分の位置を覚えて元に戻リます。

のび太はスネ夫のゲームや友達のまんがにふきかけました。

そこにあらわれたジャイアンがいつものように横取りし、持ち帰ろうとします。

すると、物たちが元に戻ろうとするので、ジャイアンはタジタジです。

結局、のび太は学校の持ち物にスプレーをかけてしまったため、学校に行こうとしても戻ってしまう物たちでパニックになるというオチで話が終わりました。

平成23年(2011年)テレビ放送『のび太のハチャメチャ入学式』概要

平成23年(2011年)3月25日にテレビで放送された『のび太のハチャメチャ入学式』のエピソードの概要をお伝えします。

のび太は買ったばかりのまんがをまたジャイアンに取られてしまいます。

取りに来いと言われた思い出の木の場所を探すために小学1年生の入学式にタイムスリップして、過去の自分に会いに行きます。

まるで羊の皮をかぶった狼のようなジャイアン

小学1年生の、のび太は入学式直前にランドセルをなくしてしまいます。

タイムスリップしたのび太はこの現場に出くわしました。

そして、なくしたランドセルをジャイアンが見つけてくれました。

「ありがとう!!ジャイアン」

「どうってことねえよ。お前のものは俺のもの、俺のものも俺のものだ。」

ジャイアンは大きな桜の木の下で「桜の木に誓って約束しろ」というのです。

お前のものは俺のものだ」ということを約束しろというのです。

ここでのび太は満面の笑みで約束してしまいます。

この約束が罠だということに気づかずに。

やっぱりガキ大将のジャイアン

さて、小学校5年生の、のび太に対してジャイアンはこういうのです。

お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの。返してほしいなら明日、思い出の木の下に来い」

小学1年生のときのジャイアンはのび太に、いかにも優しいガキ大将のような言葉を投げかけましたが、実はあの時約束したことは罠でした。

その罠にかかったのび太は小学5年生になって「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」と、独占欲をゴリ押しされたのでした。

 

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