12月8日(水)に【ガッテン!】で紹介されたのは「極上美容液」でした。
冬の乾燥肌に悩む方におすすめの潤い肌になるための秘訣とは
保湿成分を体の中に作りだすこと。
これで、乾燥肌とおさらばできるかもしれません。
『人間が本来もっている汗の力を利用して、冬こそ汗をかいて天然化粧水を出せるからだになりませんか?』という内容でした。
この記事では汗活の方法を詳しくまとめました。
【ガッテン!】
12月13日(月)8:15〜10:00放送
司会:立川志の輔,小野文惠
ゲスト:木村祐一,島崎和歌子,山根千佳
語り:山寺宏一
乾燥肌から抜け出す方法
汗に入っている保湿成分とは乳酸ナトリウム。
私達が使う保湿剤に含まれている成分です。
水分を蒸発しにくくして、しっとりとなめらかにする効果があります。
保湿のカギは基礎発汗
乾燥肌の人は基礎発汗が少ないです。
普段汗をかかない生活をしていると、汗をかくために必要な汗腺や神経が眠っている状態になっているます。
ふだんの生活の中で基礎発汗を多くするには汗活が効果的のこと。
ふだんの生活でできること
- 毎日おふろの湯船につかる
- 辛いもの・温かいものを食べる
- 運動をする
汗をかくと乳酸ナトリウムが皮膚に出てくる。
↓
乳酸ナトリウムは水分とくっつきやすい。
↓
皮膚の表面や角層の水分、空気中の水分とくっつき、離れにくくしてくれる。
↓
皮膚の上には水のバリヤができる。
保湿剤をつかう
乾燥肌、基礎発汗にお悩みの方が使っている保湿クリーム。
乳酸、乳酸ナトリウム、尿素が入っているものがよいです。
保湿剤は汗の代わりをしてくれます。
汗活の効果
番組内での実験結果によると
始めは出にくかった汗もだんだんと汗の出がよくなってきた。
基礎発汗がアップした。
肌のツヤがすごい!
お肌がきれいになった。
汗研究の第一人者のおはなし
長崎大学 室田浩之教授によると
汗に含まれているような尿素や乳酸などは天然保湿因子とよばれている。
皮膚の潤いを維持することに貢献している。
皮膚は直接外界に無防備にさらされることになる。
そのため、汗は保湿や抗菌という付加的な機能が与えられたのではないか。
私達の体を守ってくれるバリア。
天然の化粧水ですね。
汗を掻く習慣のなかった方が急に負荷の高いことをすると、体に師匠が出る可能性があるので少しずつ行う。
汗を出る瞬間にピリピリした痛み、絶えきれない痛み、赤い斑点が出る、熱中症をくりかえしてしまうなど異常を感じた方は医療機関に相談する。
無理して汗をかかない。
皮膚の表面にあふれている汗を長時間放置するとトラブルになったり、あせもの原因になるので
水で洗い流したりおしぼりでふく。
汗活をしても保湿剤は使ったほうが良い。
汗の効果を発揮させる意味でも保湿は大事。
保湿剤を活用しながら汗活に取り組むのがベスト!
ドライスキンの方々や日頃から運動することがない、あるいは体温が上昇することがない方は自律神経の機能が普段からうまく使えていない可能性がある。
日常的に入浴や運動を取り入れることで汗の回路をうまく使うことを思い出したというのが正しいのかと思う。
乾燥肌のその他の原因
気になる方は皮膚科に相談すると良いです。
- 加齢
- 皮膚の冷え
- 皮膚の分泌不足
- 紫外線
まとめ
冬になると、乾燥肌がきになり、保湿剤を塗ることがあたりまえになってしまいますよね。
汗をかくことが、極上の美容液なんて、目からウロコでした。
ふだんの生活の中で基礎発汗を多くするには汗活が効果的のこと。

ふだんの生活でできること
- 毎日おふろの湯船につかる
- 辛いもの・温かいものを食べる
- 運動をする
ココに注意
保湿剤として市販されていない乳酸ナトリウムや尿素は、肌に直接塗らないでください。
ココがポイント
保湿剤が活躍する冬こそ、汗をかこう!