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ドラえもん

ドラえもん「どくさいスイッチ」は、独裁者をこらしめる発明品

2021年8月8日

どくさいアイキャッチ

ドラえもんの「どくさいスイッチ」は自分のじゃまになる者を消すことができる恐ろしい道具です。

気に入らない者を次々と消してしまう「どくさいスイッチ」

でも本当の使い道は、未来の独裁者がつくらせた「独裁者をこらしめるための発明品」でした。

のび太はこの「どくさいスイッチ」で「人はひとりでは生きていけない」と気づきます。

ドラえもん「どくさいスイッチ」(コミックス第15巻)のあらすじをお伝えします。

この記事でわかること

  • ドラえもんのひみつ道具「どくさいスイッチ」概要
  • ドラえもん「どくさいスイッチ」(コミックス第15巻)あらすじ
  • ドラえもん「どくさいスイッチ」未来の独裁者の意図、3つの考察




ドラえもんのひみつ道具「どくさいスイッチ」概要

どくさいスイッチ取扱説明書

  • 未来の独裁者がつくらせたスイッチ
  • 自分に反対する者、じゃまになる者を消すことができる
  • じつは独裁者をこらしめるための発明品
  • 消された者をもとに戻すことができる。

 どくさいスイッチ テレビ朝日HPより引用

 

ドラえもん「どくさいスイッチ」(コミックス第15巻)あらすじ

ジャイアンがすごい剣幕で、のび太を怒っています。

「野球で負けたのは、のび太のせいだ。」とジャイアンはのび太を殴ろうとするのでした。

のび太のひそかな願い

のび太はいつものように、ジャイアンからの仕打ちをドラえもんに報告しました。

「そんな目に合わないように野球を練習しよう。」と言うドラえもん。

でも、のび太は「ジャイアンさえいなければこんな目に合わない。」

「どこかへ引っ越していかないかな。」と言うのです。

ひみつ道具「どくさいスイッチ」

ドラえもんはのび太の言葉を聞いて「どくさいスイッチ」というひみつ道具を出しました。

この道具は未来のどくさい者が作らせたスイッチです。

どくさい者というのは自分ひとりの考えで世の中を動かそうとする人のこと。

このスイッチを使えば、自分に反対する者、じゃまになる者を次々と消すことができます。

のび太をそそのかすドラえもん

のび太をそそのかす コミックス第15巻より引用

いつもいじめてくるジャイアンを、のび太がけむたがるのは当然です。

「ジャイアンがいなかったら・・・」と、のび太が考えるのも無理はありません。

ここでドラえもんは、まるでのび太をそそのかすかのようにあくどい提案をするのです。

ジャイアン消えろ!

のび太は、ドラえもんの話をきいて、消してしまうのはかわいそうだと、どくさいスイッチを使うことをためらっていました。

でも、殴りかかってくるジャイアンにとうとうのび太は頭にきて叫んでしまったのです。

「ジャイアン消えろ!」

するとジャイアンがスッと消えてしまいました。

のび太はジャイアンのことをみんなに聞いて回ります。

しずかちゃん「ジャイアン?それだれのこと?」

担任の先生「剛田くん?ぼくのクラスにそんな子はいないよ。」

ジャイアンのかあちゃん「武?うちにはそんな子はいませんよ。」

スネ夫消えろ!

「どくさいスイッチ」は、消えると言うより初めから存在しないことになっています。

ジャイアンが消えた後、今度はスネ夫がバットで殴りかかってきました。

どうやらジャイアンがいない世界ではスネ夫がいばっているようです。

のび太は追ってきたスネ夫をに思わず言ってしまいます。

「スネ夫、消えろ!」

またたく間にスネ夫が消えました。

のび太は自分のしたことが大変なことだと知り、顔が真っ青です。

そしてもう二度と使わないとドラえもんに「どくさいスイッチ」を返そうと思いました。

追いつめられるのび太

急いで、家へ向かう途中、のび太は野球仲間と出会います。

今度は野球仲間がのび太に、「負けたのはのび太のせいだ。」とせまります。

やっとの思いで家についたのび太。

今度はのび太ママに宿題をしていないことを責められる始末。

ドラえもんに事の一部始終を伝え、ジャイアンとスネ夫をもとに戻してくれとお願いするものの、できないと言われてしまいます。

のび太は「これは恐ろしいスイッチだ。カッとなるとつい押したくなってしまう。」と追い詰められているようです。

躊躇しているのび太を突き放すドラえもん

無理言うな コミックス第15巻より引用

ジャイアンとスネ夫を「どくさいスイッチ」によって消したのび太。

のび太はここで自分のしたことを後悔します。

消えてしまったジャイアンとスネ夫をもとに戻してくれとお願いしたのび太。

ドラえもんは、そんなのび太を突き放すのです。

でも、ドラえもんはわかっていたはず。

「どくさいスイッチ」は元の戻すことができることを。

だれもかれも消えちまえ!

その後、疲れて眠ってしまったのび太は夢を見ます。

みんながのび太を責め、ドラえもんさえも自分をバカにしている夢を見ています。

そして寝言でこう言ってしまうのです。

「だれもかれも消えちまえ!」

同時にスイッチを押してしまい、目覚めるとあたりは異様に静かになっていました。

だれもいない世の中

家の中に、のび太ママの姿がありません。

外に出てもだれの気配も感じません。

空き地では誰かが遊んでいるに違いないと思っても、誰もいません。

しずかちゃんちに行っても返事がありません。

どくさい2 コミックス第15巻より引用

人間は予想もしないことが起こると、逆に開き直るのでしょうか。

のび太は「ぼくは、どくさい者だ。ばんざい!」といつでもどこでも何をしても良いんだと思います。

人は一人では生きていけない(ここがオチ)

好きなものを食べ、おもちゃ屋から持ってきたおもちゃで遊び、好き勝手にすごしていたのび太。

夜になり、自分の家しかついてない電気が停電で真っ暗になりました。

どこへ電話すればなおしてくれるのか?でも、電話してもだれが出るわけでもないのです。

どくさい1 コミックス第15巻より引用

のび太はもう絶望のふちにいました。

すると、突然ドラえもんが現れました。

途方に暮れるのび太をさとすドラえもん

のび太にさとす コミックス第15巻より引用

のび太は世界中の人たちを消してしまったことを後悔していました。

結局、一人では生きていけないことを身を持って知ったのです。

そこでドラえもんは途方にくれているのび太に諭します。

のび太を救うドラえもん

 

どくさい解決 コミックス第15巻より引用

のび太が、ジャイアンでもだれでもいいから出てきてほしいと願うと、やっとドラえもんが登場します。

そして「どくさいスイッチ」は発明品だからもとに戻せることを明かしたドラえもん。

のび太はもとに戻れると聞いて救われたのです。

やっと、もとの世界にもどったのび太は安心します。

ココがオチ

のび太は野球の練習に励んでいます。ジャイアンに文句を言われようと、周りの人と関わることがうれしいことであることがわかったのび太なのでした。

 



ドラえもん「どくさいスイッチ」未来の独裁者の意図、3つの考察

ドラえもん「どくさいスイッチ」は未来の独裁者の発明品です。

未来の独裁者はどんな思いで発明にいたったのでしょうか。

ちょこみ
私の独断と偏見の考察です

1.おれが伝説の独裁者

未来の独裁者は、伝説の独裁者になりたかったのではないでしょうか。

なんてったって、独裁者ですもの。

同業者のなかではNo.1になりたかったに違いありません。

未来の独裁者は過去の独裁者を凹ませ、タジタジにさせようとしたのではないでしょうか。

さすが未来の独裁者が発明した「どくさいスイッチ」

少なくとものび太はタジタジになってしまいました。

2.独裁者って孤独

未来の独裁者は、孤独を感じていたに違いありません。

自分が気に入らない人を次々となくしてしまったことで、自分を信頼してくれる人はいなくなります。

そう言う思いをこれからして欲しくないために、この道具を作った事も考えられます。

のび太は一人では生きていけないことをいやというほど感じました。

3.蓄積したノウハウの賜物「どくさいスイッチ」発売?

未来の独裁者は、過去の独裁者を研究したに違いありません。

自分の思い通りにみんなを動かしたいという気持ちの裏で、過去のほとんどの独裁者が孤独に追いやられたことを知ったはずです。

研究の成果から「どくさいスイッチ」を発明した未来の独裁者。

「これはバカ売れするに違いない、億万長者も夢じゃない。」とほくそ笑んでたかもしれません。

-ドラえもん

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