ドラえもんのひみつ道具「ドッキリビデオ」
これは、『カメラをむけて撮るだけで相手がドッキリするような怪事件が起こる』道具です。
「ドッキリビデオ」が仕掛けてくれます。
ドッキリを仕掛けられた方はたまったもんじゃありませんが、許されます。
「ドッキリビデオ」と書かれた看板を見せれば何しても許されるんです。
ドラえもん「ドッキリビデオ」(コミックス第37巻)のあらすじとともに詳細をお伝えします。
この記事でわかること
- ドラえもんのひみつ道具「ドッキリビデオ」概要
- ドラえもん「ドッキリビデオ」(コミックス第37巻)あらすじ
- ドラえもんのひみつ道具「ドッキリビデオ」時代背景
Contents
ドラえもんのひみつ道具「ドッキリビデオ」概要
ドッキリビデオ取扱説明書
- カメラをむけて撮るだけで相手がドッキリするような怪事件が起こる
- 「ドッキリビデオ」と書かれた看板を見せれば何をしても許される。
コミックス第37巻より引用
ドラえもん「ドッキリビデオ」(コミックス第37巻)あらすじ
のび太が広場に落ちていたポテトチップスの箱を見つけました。
あたりをキョロキョロみまわして、それを取ろうとしたところ・・・
箱がサッと動き、ステンッと転んでしまいました。
いやしんぼ、のび太
のび太はドッキリを仕掛けられていたのです。
ジャイアンとスネ夫はのび太の一部始終をビデオカメラに納めていました。
のび太の他に、しずかちゃんやお友だちの何人かも、仕掛けられました。
この落ちているお菓子を拾うかどうかのドッキリに引っかかったのはのび太だけでした。
ドッキリビデオで起きた怪事件
ドラえもんとのび太はドッキリビデオを使ってドッキリを仕掛けていきます。
怪事件のいくつかをご紹介しましょう。
人をドッキリさせる怪事件が起こります。
でも、最後に「ドッキリビデオ」という看板を見せるだけで許されてしまうので、うらまれません。
のび太ママが気絶する
鏡台の前で、お化粧をしていたのび太ママ。
鏡に写った自分の顔がいつのまにか、おバケの顔に変わっていてビックリです。
それを見たのび太ママは、気絶してしまいます。
ジャイアンの鼻歌で街中がパニック
ジャイアンが鼻歌を歌いながら歩いています。
その歌を聴いたものや人たちが次々と被害に合います。
- 家の窓ガラスが割れる。
- 猫が屋根から落ちる。
- おじさんが吐き気をもよおす。
- 電線工事をしていた人が電柱から落ちる。
- 鳥が空から落ちる。
- 女の人が倒れる。
しまいには、こんな事が起こります。
「ご町内のみなさま、猛毒の歌が流れているので、消毒が済むまで外にでないでください。」
職員が消毒をしているなか、ジャイアンは顔を真っ赤にしてびっくりしています。
スネ夫がネッシーに遭遇
スネ夫が庭の池で、船をリモコンであやつって遊んでします。
すると、その船が急に沈没しました。
代わりにでてきたのはネッシー?!
スネ夫は驚きすぎて腰を抜かしてしまいました。
しずかちゃんもドッキリにあう
自宅で絵を描いていたしずかちゃん。
窓から見える青々した木を絵の具で描いています。
すると突然、絵に描いた葉っぱから本物の葉っぱがヒラヒラ落ちてきました。
しずかちゃんが悲鳴をあげます。
こんなドッキリは初めてだ!(ここがオチ)
広場でキャッチボールをしていたお友だち。
一人が投げたボールが途中でパイに早変わり。
そのパイがキャッチしようと思っていた子の顔面にあたります。
これは、いわゆる「パイ投げ」です。
次々と人を巻き込み、パイ投げが加速します。
コミックス第37巻より引用
このへんでそろそろ騒ぎを止めようと、看板を出そうとしたのび太。
ココがオチ
ところが、パイ投げのパイを食らってしまったのび太が、その看板を投げ出してしまい、通っていた車に乗ってしまったからさあ、大変!
あの看板がないと騒ぎがおさめられない!

ドラえもんのひみつ道具「ドッキリビデオ」時代背景
ドラえもんのひみつ道具「ドッキリカメラ」は、昭和時代にはやったテレビ番組が背景になったと思われます。
元祖どっきりカメラ
1970年代から1990年代にかけて、日本テレビで放映されたテレビ番組です。
芸能人が主なターゲットでしたが、一般人に仕掛けることもありました。
仕掛け人が騙しているところを、隠しカメラで取ります。
最後に「どっきりカメラ」と書かれたプラカードを出してタネ明かし、みたいな番組です。
騙された人が本気で怒る、というところまでテレビに映されていたので、芸能人の素顔が垣間見れたりしました。
スターどっきり㊙報告
元祖どっきりカメラを似せて、フジテレビが放映していたのがこの番組です。
主にジャニーズ系やアイドルなどの寝顔を撮るために、朝早くに寝起きをねらうドッキリがありました。
You Tubeのドッキリ企画
You Tubeで人気のドッキリ企画は「どっきりカメラ」が元に生まれたものです。
ちょっと日本では考えにくい、海外のドッキリ企画をご紹介します。