1月4日の未明、兵庫県の加古川バイパスで自損事故で止まっていた軽自動車に衝突したとしてトラックの運転手、粟井文哉容疑者が逮捕されました。1歳の男児が死亡し、2歳の女児が意識不明の重体という痛ましい事故。容疑者の顔画像やプロフィールを調査します。
粟井文哉顔画像とプロフィール
写真は粟井文哉容疑者の顔画像ではありませんが、65歳という年齢で考えられるのは頭髪は白髪混じり、トラック運転手という職業柄から短髪の可能性があります。写真に近い風貌と推測できます。粟井文哉容疑者の顔写真が報道され次第追記します。
粟井文哉容疑者は弁当をトラックで運ぶ仕事をしていました。65歳でトラックの運転手ができるのか調べてみました。
一律62歳、再雇用あり 上限年齢 上限65歳
事故の原因はどんなものが多いの?
トラック事故の原因として最も多いものが、漫然運転、脇見運転、動静不注視、安全不確認といった安全運転義務違反で、全体の8割以上を占めます。(DRIVEWORKホームページより引用)
粟井文哉容疑者は「前を見ずに運転していた」と供述しています。まさに事故が起こってもおかしくない状態でした。
トラックドライバーの年齢別交通事故の発生実態
昨今、高齢者ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違いなどによる事故が多数報告されています。令和2年の事業用自動車交通事故の第1当事者の年齢分布をみると、バスやトラックは同じような傾向になっており、タクシーは両者より高齢側に分布しています。トラックに関しては、20歳未満から44歳までは、全体の事故数の4割未満です。そして、45歳から急激に件数が増える傾向があり、45歳以上で全体の6割強の発生件数になっています。最も発生件数が高いのが、50歳から54歳という結果になっています。筆者は、もう少し高齢側に分布しているといったイメージを持っていました。特に45歳から49歳のゾーンで事故数が跳ね上がるのは、意外に感じました。この年代は、仕事に精通し、経験も積み重ね、家庭や会社への責任感などからもより慎重に運転するものと考えていました。(NX総合研究所HPより引用)
加古川バイパス事故現場「加古川市西神吉町」
事故があったのは国道2号の加古川バイパス下り線です。被害者は三重県の実家から自宅のある岡山県倉敷市に帰る途中でした。
加古川バイパス事故経緯「追突事故の前に自損事故」
被害にあった軽自動車が追突事故の直前にガードレール接触して止まる事故を起こしました。路肩に出て通報しようとしたところ後ろから来ていたトラックが衝突しました。
亡くなったのは小林叶一里(こばやしかいり)ちゃん(1)。蒼菜(そな)ちゃん(2)は意識不明の渋滞です。事故は母親の自損事故のあとに起こりました。ガードレールにぶつかる事故を起こし、車を離れて通報している間に後ろから来たトラックに追突されました。母親は軽傷です。
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