長野市青木島町にある公園、青木島遊園地が「子どもの声がうるさい」というある近隣住民の苦情により、令和5年3月31日をもって廃止することになりました。遊園地の周りには保育園や小学校があるため、廃止に反対する人がいます。なぜ公園はなくなってしまうのか調査します。
青木島遊園地苦情住民「クレームはエスカレートする可能性」
青木島遊園地の廃止に至った経緯を調査します。
出典:信濃毎日新聞
青木島遊園地の廃止に至った経緯を把握するために長野市議会議員の小泉一真氏が長野市に公開請求した資料です。
資料からどのような苦情がきたのか、まとめます。
- 送迎に来た駐車中の保護者の車のエンジンが停まっていなかった。
- センター設立当初2001年(平成13年)頃からエンジンを止めてほしいと言い続けているが改善されていない。※信濃毎日新聞は2004年となっています。
- 通知、張り紙、保護者への声掛けをしているというが、徹底ができていない。児童センターの保護者の駐車スペースと職員の駐車スペースを取り換えて欲しい
- 夕方だけでなく朝の時間帯、さらに1日と言わずに1週間やってみてほしい。
- 以前にはセンターの外にあるスピーカーによる館外放送が行われてうるさかったので、館外放送をやめてもらったことがあるが、今は館内放送の音が気になる。
- 仕方がないことだとは思うが、遊戯室で子どもが遊ぶ音も気になる時がある。
- 児童センターの音が気になる。
- 以前にアイドリングしている車がいたため2日間で20台近く注意したことがあるが、施設職員が注意市に出てくることを見かけたことはない。
- 今、保護者のお迎えの時間だけ保護者のセンター前の駐車スペースに職員の車2台を停めていただいていることには感謝しているが、朝の時間帯も同様に行っていただきたい。
- やる前からあれこれ言わず、とりあえずやってみてほしい。
- 以前に30人ほどのセンターの子どもが遊園地で走り回って遊んでいる時があったが、うるさくてとても耐えられるものではなかった。
- センターの子どもを順番に5人ずつ出して、ボール遊びをしたり走り回ったりせず、静かに遊ぶという形なら許容できるがどうか。
青木島遊園地クレーマー特定「陳情を通り越したわがままな85歳」
苦情住民は子どもがうるさい、駐車場の車がエンジン切らない、排気ガスがうちにくるのは困るということです。
苦情は非常に細かいです。そして館外放送をやめたのち、今度は館内放送までもがうるさいと言ったり、外だけではなく、中で遊んでいる子どもの声まで気になると言います。
青木島遊園地の周囲には児童センターや小学校、保育園があります。子供たちの声や駐車場についての苦情は青木島遊園地を廃止したら、なくなるのでしょうか。今まで以上に苦情はエスカレートするかもしれません。
青木島遊園地苦情住民「俺の一言で行政は動く」
上図は長野市議会議員、小泉一真氏のYou Tubeで流れた青木島遊園地の平図面です。
この計画では木を植える、子どもがぶら下がって移動する道具を置く、入り口の場所を変えるなどを記されています。
どうして計画したかと言うと、青木島遊園地に対して苦情を言ってくる1人のクレーマーの希望を受け入れ図面化したということです。
小泉一真氏はYou Tubeの中で「社会的地位の高い上級国民だから意見が通ったのではないか。」と話していました。
長野市の公園についての苦情窓口は公園緑地課ですが、苦情を入れてくるお宅に対し、毅然として対応していたのでしょうか。苦情の内容からかなりしつこく、やりとりに市側の困難さが伺えました。
資料によれば児童センターが設立した当初より、苦情があったということなので、約20年間という長い間の積み重ねも感じます。1人のクレーマーは苦情を言えば市は動いてくれるという長年の成功体験により、これからも苦情は続くかもしれません。
たったひとりの住民のために、多くの子どもの遊び場をなくしてしまうのでしょうか。
廃止になったのか、経緯を調査します。
青木島遊園地クレーマー特定「陳情を通り越したわがままな85歳」
青木島遊園地苦情住民「クレーマーの思うつぼ」
下記の資料は地元住民の代表である区長会のメンバー12人のうち8人と、長野市公園緑地課、長野市こども政策課、小学校、保育園、児童センターのメンバーでの話し合いの議事録です。
主要な部分をまとめます。
- 弁護士に確認したところ、公園で子どもが遊ぶ程度の騒音は受認の範囲内であるため違法性はないとの回答を得た。(公園緑地課)
- 苦情を受けながら子どもを遊ばせることは難しい。このため愛護会からも外していただきたい。現状では苦情者から具体的な妨害行為などを受けているわけではないので市として訴訟する根拠はない。(こども政策課)
- 苦情対応しながら利用することは困難である。この状況で愛護会は引き受けられない(児童センター)
- 現状では喋ることができない0〜2歳児のみ公園に連れて行く(保育園)
- 公園利用できれば自然や地域を学ぶ場所として利用したい気持ちはあるが、学校に対しても苦情がきている状況で利用できる状況ではない。(小学校)
- 地元としては利用の実態もなく愛護会の引受もできない状況から閉鎖もやむを得ない(区長)
- あっさりと閉鎖となれば他の公園にも波及するのではないか。苦情がきたら閉鎖という流れが来ないか心配である(区長)
- 今日欠席の区長には私から説明しておくので今日のところは閉鎖の方向で問題ない。(区長)
長野市にとって青木島遊園地などの公園はどのような定義、位置づけ、解釈なのでしょうか。話し合いの中身はたった1人の苦情が前提となっています。
「子どもが大声で騒ぐから公園は廃止になった。」「駐車場を利用する保護者のマナーが悪いから廃止になった。」子どもになんと説明するのでしょうか。まるで大人の事情の元での扱いです。
青木島遊園地苦情住民に負けない
青木島遊園地の廃止について意義を唱え活動している長野市議会議員がいます。
小泉一真さんです。
小泉一真さんが自身のYou Tubeで青木島遊園地についての動画から一部抜粋させていただきました。
クレーマーがすごいのはそれだけじゃない。
駐車場があるからだめなんだ、だからこっちに駐車場にすればと。でも、その場所じゃ意味がない。
利用者の利便を考えないご提案をしてくる。押し切られて長野市もそれでやってみましょうかと形でやってしまっている。
クレーマーが言うとそれが通ってしまう。
どれだけ有力な方なのか。
遊戯室で子どもが遊ぶ音も気になる時があると言い出している。(児童センターの中)
遊園地が廃止しました。クレームなくなりました。めでたしめでたしとなるのだろうか。
ならないと思う。
児童センターですよ、子どもの声立てるな、になっていくのではないか?
近所に保育園もある、小学校もある、もしかしたら運動会もうるさいとこれから言い出しかねない。
ここでクレーム止めないと長野市何やってんのかって思う。
どれだけ偉い人なのか知らないが、「私どもは利便性のために親御さんの駐車場に使わせていただきます。アイドリングストップにつきましては張り紙で対応しますが、職員は張り付けません。なぜなら取り締まる法律がないからです。」ってなんで言えないの?
ここで止めなければいけない
青木島遊園地クレーマー特定「陳情を通り越したわがままな85歳」
コメント
私は国民の自由と人権を守る活動をしている者です、多くの子供達の自由と人権が踏みにじられている、公園は子供達が安心して自由に遊べる場所、子供の見本とならなければやらない大人のすることか、閉鎖の取り消しをもとめます。
ここの住民は、度しがたい。クレーマー達の家族親類全てに、今回の決定と同じ様に、公園、児童施設等の活用利用を禁止すれば、自分達が何を言っているのか、しらしめればいいが、えてして、こういったやからは、逆ギレはすれど、理解はしないだろうな。
こんなクレーム対応では、子育てしやすい環境を作ると言っていたのは、すべて嘘ということとなります。子供たちの可能性を摘むことは断固して阻止してください。自分達がが昔子供だったことを忘れている。もっとTVなどにオープンにしいかに恥ずかしいことか知らしめる事が必要、いま言ったもん勝ちの悪い風潮が多い、日本人としての誇りはないか?
長年に渡りクレームを言い続けるということ自体にこのモンスタークレーマーの病的な性格を感じる。まさにパラノイアの典型ではないだろうか?
このようなパラノイア様(よう)には正直付ける薬はなく、話し合いで理解を得ることは難しい。
徹底的に抗戦するか(法廷闘争まで持ち込む)泣き寝入りするかです。
社会正義からしたら市は徹底抗戦すべきでしょうが、公務員も人の子です。担当者のノイローゼが心配です。
クレーマーは85との情報あります。
社会的高い地位(プライドが高い)だとの情報も。周りを下に見る差別意識ももしかしたらある? 其れも原因の1つかもね。
クレーマーの住宅の防音機能も気になった事件です。
市長、区長、辞めろ。顔色伺ってんじゃないよ。全国民が失望してるよ、あんたらに。
だから辞めろ。君達が辞めたらこの公園廃止は覆るんだからさ。それが世の常識だよ。
名誉教授は親類同僚にこの件どう思うか聞いてみな。近所の迎合な奴らにではないよ。
年寄りは自分も子供頃に騒いで迷惑をかけたかもしれないと思と考えなかったか?まぁ〜この事で若い人達が住みにくい市と認識して過疎化が進むでしょうね。クレームを言った年寄りはそのような事は考えなかったのかな?老い先、短いから将来の事なんか考えていないだろうね。