大阪堺市母子殺人事件で、行方不明になっている夫バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者が警察が捜索してるなか、自身のフェイスブックにコメントをしているのを見つけました。バルボサのフェイスブックには批判から擁護のコメントがたくさん集まっています。
荒牧愛美の夫の名前と顔画像特定「リリィちゃんは父親似」ブラジルへ帰国か
荒牧愛美の夫「イケメンで優しいバタラー」堺市東区母子殺害事件
【追記】2022年8月31日、荒牧愛美さんの夫であるバルボサ・アンデルソン・ロブソンが国際指名手配されました。8月22日の夜、成田空港からブラジルへ向け出国しています。
荒牧愛美の夫が捜索中にコメント「すぐすべてが明らかになる!」
荒牧愛美さんの夫がバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者であるという情報からフェイスブックに訪れる人も大勢でてきています。批判のコメントから擁護するコメント、知り合いと思われる人のコメントまであります。
その中に8月27日㈯の早朝に本人と思われる書き込みを見つけました。
【追記】荒牧愛美の夫「アカウント名はAnderson Barbosa(Andy)」フェイスブック特定
「すぐにすべてが明らかになる!」という言葉は、荒牧愛美さんの夫のフェイスブックに書かれていました。荒牧愛美さんのフェイスブックで夫とやり取りをしていたところから夫のアカウント名を知ることが出来ました。
アカウント名は「Anderson Barbosa(Andy)」です。2011年からフェイスブックを始めたようです。今から約10年前です。写真を見ていくと2014年11月までコンスタントに続いてた投稿が止まり、2017年4月に再び始まっています。
そして2017年6月25日の投稿から荒牧愛美さんが登場しています。今から5年前に出会っていたのがわかります。
👩「マカキンニョちゃん」
バルボサ容疑者のふたりだけにわかる愛称でしょうか。
👩「それにサングラスつけたらかんぺきちゃうか」👨「おいやめとけテロリスト」
👩「それはこんなところで言うたはあかん、ひみつや」👨「それリスばくだんもってるちゃう」
二人のやり取りから仲の良さが伺えます。
2017年7月30日の投稿
👩「愛してる」
2018年8月13日
ここで「夫ちゃん」というコメントが出てきました。入籍したのでしょうか。
2019年7月16日
👩「インターホンにカメラないですよ」👨「あったよこの写真はインターホンで取ったで!笑」👩「きれいにとれてますね」
自宅のインターホン前でのやり取りと思われる会話ですね。
2020年8月19日
👨「だれがトルコ人やねん」
二人の微笑ましいやり取りもありました。
2021年2月28日
👩「なたね」👨「冬やから」
二人しかわからないことばです。
2022年1月5日
最後の投稿は2022年1月5日でした。ここに荒牧愛美さんのコメントはありません。2021年2月28日以降に愛美さんとの間に亀裂が入ったことをうかがい知ることが出来ます。
そして2011年から始めたフェイスブックですが、2014年から2017年まで空白がありました。この3年間は情報が途絶えたことになります。
バルボサ・アンデルソン・ロブソンのFacebookに集まった声

【追記】指名手配「ブラジルへの出国を確認」

【追記】バルボサ容疑者「ブラジルへ帰国前の行動」
荒牧愛美さんの夫であるバルボサ・アンデルソン・ロブソンの行動についてわかったことを時系列にまとめます。
- 8月20日〜21日 荒牧愛美さんとリリィちゃんが殺害される
- 8月21日午前10時頃 初芝駅の自転車乗り場に自分の自転車を乗り捨て、駅から電車に乗る
- 8月21日午前11時半頃 大阪府内のスーパーの防犯カメラに写っていた
- 8月22日午前 「ケガをしたので病院に行く」と会社に連絡
- 8月22日午後 「骨折したので2週間休む」と会社に連絡
- 8月22日夕方 荒牧愛美さんの携帯から母親へ「体調不良なので来ないでほしい」とメールが送られる(バルボサ容疑者が事件の発覚を送らせるための偽装工作と見られている)
- 8月22日夜 ブラジルに出国
- 8月24日午前 荒牧愛美さんと娘のリリィちゃんが遺体で見つかり、夫であるバルボサ容疑者の行方を追っているという報道が流れる
- 8月27日午前 自分のFacebookに「何が本当に起こったのかは分からない。真実はすぐに明かされる」と投稿する
- 8月31日 指名手配される
- 8月31日 Facebookの2017年以降を削除(荒牧愛美さんと出会ってから愛美さんに関する投稿、コメント、バルボサ容疑者に対する誹謗中傷、擁護など第三者のコメントが見れない状態になる)
【追記】バルボサ容疑者「ブラジルへ帰国後の行動」
荒牧愛美さんの夫であるバルボサ・アンデルソン・ロブソンは、成田空港からブラジルのサンパウロに逃亡しました。
バルボサ容疑者はグアルーリョス空港で待っていた母親の運転するレンタカーで、カンベにある弟の家に行ったという情報がありました。まもなくメディアに発見されたのでパラナ州ロンドリーナ地区にある肉親の家に潜伏していることを現地の警察がテレビの取材に答えています。
バルボサ容疑者はブラジルで犯罪をおかしたわけではないので、ブラジルの警察は拘束が出来ないということです。ブラジルは自国民の外国への引き渡しを法律で禁じているので、犯罪者であっても日本に引き渡す事はありません。
代理処罰に詳しい二宮正人弁護士によればバルボサ容疑者がブラジルで逮捕されるまでには1〜2年かかるということです。
- 代理処罰の書類を揃える「日本の警察がバルボサ容疑者が殺人犯であるという確たる証拠を見つけて実行犯として確定し、書類をそろえなければならない」
- 代理処罰の書類をポルトガル語に翻訳
- 代理処罰の書類は日本の外務省⇒ブラジルの外務省⇒法務省⇒パラナ州高等裁判に送られる
- パラナ州高等裁判で裁判が行われようやく指名手配犯となる
手続きだけで1,2年かかるので、判決が出るまでどれくらいの時間がかかるのでしょうか。前例を調べてみました。
2005年10月、静岡県湖西市で軽乗用車を運転していたブラジル人が信号無視で交差点に侵入し、乗用車と衝突、2歳の女児が亡くなった事件がありました。容疑者は直後にブラジルに出国していましたが日本の代理処罰要請を受けて2016年に禁錮2年2ヶ月の判決が確定しています。
2005年11月に静岡県浜松市のレストラン経営者が殺害され売上金4万円を奪われた事件がありました。犯人である日系ブラジル人は事件直後ブラジルへ出国しました。日本はブラジルに対して代理処罰を求め、2010年7月に禁錮34年5ヶ月の判決が確定しています。
先述の二宮弁護士によれば、バルボサ容疑者が代理処罰裁判をされた場合、ブラジル刑法の通例からすれば、禁錮30年から60年の刑に確定する可能性があるとのことです。ただし、ブラジルの場合は懲役がどんなに長くても30年すぎれば刑務所から出されるとも言われています。
バルボサ容疑者は日本の警察は自分を犯人扱いし、弁護してくれる人もいないだろうから出国したと主張しているとのことです。現在は事情を説明するためにブラジルの警察に出頭する見通しだと弁護士が明らかにしました。
バルボサ容疑者が弁護士に無罪を主張しています。
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